About us

瀬戸内天然ひじきとは

生まれ育った島で採れる、ひじきのおいしさを届けたい

松島やの前身となる「とよしまひじき」として販売を2005年から始めました。
きっかけとなったのは、お裾分けしていた友人から「一年中このひじきが食べたいから売ってほしい」という一言からで、手作りで乾燥ひじきを袋にいれて手売りするところからスタートしました。

地元広島の方々にも食べていただきたいと思うようになり、広島市内の土産店や道の駅にとよしまひじきを置いていただき、お客様が和を広げてくださり今では14都府県の方々に広島のおいしいひじきをお届けしています。

2020年1月より屋号を「松島や」と改めて、すべてを一新しました。商品やパッケージだけでなく、これまでの販売方法にインターネットからの販売も加えました。
理由は「日本一おいしい天然のひじきをとどけたい」という思いがあったからです。より多くのお客様に喜んでいただけるよう、日本の食文化を継承することで日本人の健康増進につながるよう、真心込めてお届けいたします。

国産ひじきを100%使用し昔ながらの鉄釜製法で

私の生まれ育った豊島(呉市豊浜町)は瀬戸内安芸灘に浮かぶ小さな島です。島々が連なることで生み出す潮流のおかげで、自然豊かな海の恵みが育まれています。
松島やの商品はそんな海で採れた希少な天然のひじきを100%使用しています。
国内産のひじきで安全、安心なものをお届けすることをお約束します。

収穫したひじきは、昔ながらの鉄釜製法で茹でることで、ステンレス釜製法とではひじきの鉄分含有量は8倍〜10倍の違いがあります。
茹でたひじきをすべて天日干しすることで磯の香り豊かで、柔らかくおいしくて一度食べたら忘れられない逸品になります。
よく食べられる煮物も良いですが、さっと水で戻してサラダにしていただくと、より天然ひじきのおいしさを感じていただけます。

日本人とひじき

日本の国土はカルシウム質が少なく水や農作物だけだは充分なカルシウムが補給できなかったため、先人達は海からの収穫物でカルシウムを補ってきました。保存に適した海藻も自然と食べるようになりました。

遺跡の発掘物から縄文人や弥生人はひじきを食されていたと記されています。最古の記録では延喜式に朝廷への貢納品として選ばれたことも記されています。

時代は進み鎌倉、室町時代には古代に比べて洗練された形で用いられ海藻料理は贅沢なものたったようです。平安中期には、紀伊守が天皇に献上した山海の珍味に海藻が含まれていたことから価値は極めて高くなっていったそうです。
奈良時代には、神への供えもの「神饌」として使われていたことから一般庶民から支配階級の人々までひじきを食べていたそうです。

ひじきは健康食
低カロリーでヘルシーな食材

日本国内に出回るひじきの約9割が中国・韓国産という中で、国内産ひじきは約1割という現状で、本当に希少価値の高い食材となりました。
そんな中、養殖を手掛けている県もあります。

海藻類はヨウ素やカリウム、カルシウムを多く含んでいると言われていますが中でも「ひじき」はヨウ素、カルシウム、鉄分が多く含まれていると言われています。
カルシウムは牛乳の12倍、食物繊維はごぼうの7倍、マグネシウムはアーモンドの2倍と言われています。

血液を固まりにくくする作用があり、動脈硬化や血栓を防ぎます。血液や血中のコレステロール値も下げるので生活習慣病の予防には欠かせない食材です。
ひじきは低カロリーでヘルシーな健康食になります。

松島やのお知らせ